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高雄山神護寺 沿革史

□ はじめに
 神護寺は洛西の紅葉の名所、高雄に位置する。
 高雄の紅葉が有名になったのはいつごろからであるか、はっきりとしたことは不明であるが、狩野秀頼の「高雄観楓図屏風」には十六世紀当時、高雄のもみじをめでに訪れる多くの人々の遊興するさまが、生き生きと描かれている。
 言うまでもなく神護寺が歴史上重要な地位を占めるのは、その由緒と度重なる盛衰の歴史に耐えた数多くの文化財を保有することがその理由である。
 この寺を創建した和気清麻呂とその姉、法均(広虫)は、皇統を揺るがした道鏡事件に深く関わっている。

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